自分を観察する力

アレクサンダー・テクニーク(AT)は、
F.M.アレクサンダーが、
三面鏡ごしに自身の動きを、
約10年かけて観察する中で生まれた
テクニークです。

テクニークを学んで実践する
そのプロセスは、

三面鏡こそ使いませんが、
自分を客観的に観察し続ける
プロセスになります。

日々の生活に実践していくことで
自分自身を観察する力
が養われていくのですが、

それは、
筋感覚の反応を微細な動きとして感知する
言語化する前のレベルの繊細な観察力です。

体感として自分自身を知っていく
ような経験です。

例えば、
思考のブロックを外すテクニックが
いろいろありますが、
ATにもそのような側面があります。

生活にATを採り入れることは、

何層にもわたる
自分の無意識下のブロックを

玉ねぎの皮を
少しずつむいていくように

自分自身で、
無理のない範囲で、
ゆっくり安全に
少しずつ解放していることにもなります。

ペースはゆっくりですが、
自己発見の面白さと喜び、
自分への不思議な信頼感が
少しずつ増していくような体験です。

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