まず「観察モード」

アレクサンダー・テクニーク

”頭と胴体の関係性”が「自分全体」に影響を与えていて、
”胴体の上で頭が自由に動ける意識状態”、でいることを目指すのですが…
↑意味よく分からなくて ”???”ってなってたら、とりあえず今はスルーしてください。

ちょっとこれってトリッキーで。
「意識しようとする・自由に動けるようにガイドしようとする」ことで、
逆に自分で自分の邪魔をしてしまうことが、よくあります。

なので、まず最初しばらくは、
「(頭と胴体の関係性が)自由に動けたらいいな~」と意図は持つけれど、

 ”自由に動ける状態”であってもいいし、
 ”自分で自分の邪魔していて動けない状態でもいい”

 どちらの状態にいるかが、判別できていれば、それでOK。
 (判別できない状態でも、それでOK。)

 どんな状態でもOK。慌ててどうこうしようとしない。
 いまどんな状態にいるかわかっていればそれでOK。

を目指します。

まず、
 ただ「観察モード」でいる。

 起こっている状態に気づくだけでOK。
 どんな状態であっても、そのままにしておく。
   慌ててどうこうしようとするのを「いったん待つ」。

レッスンでは、ここにしばらく時間をかけます。
これ、結構、居心地悪いです。
何とかしたくなる衝動に「ちょっと待て」をするのは。

邪魔を止めれば、
「ホールセルフ」が自ずと最適なバランスを取り始めるので、それを待つ。

「自ずと最適なバランスをとる」その働きが起こるのに気づいたら
(筋感覚的にそれをキャッチしたら)、
それについていく(その働きが起こるのを許す・邪魔しない)。

↑ここに行きたい。
 そのために、まず、ただ「観察モード」でいる。
 ”Awareness(気づき)の中にいる状態”とも言えるかもしれません。
 これが体験として腑に落ちれば、あとは自分で試行錯誤ができるので。

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